糖尿病治療は食事療法、運動療法、薬物療法
糖尿病は自覚症状が少ないために糖尿病であることに気付かないでいる人や、気付いていても治療をしないでいる人がたくさんいます。治療しないでいると全身にさまざまな障害を起こしてくるがこの病気の特徴です。
糖尿病は、様々な原因により膵臓からのインスリン分泌が不足したり、インスリンの効きが悪かったりすることで高い血糖値が続く代謝疾患群です。
糖尿病は、原因により「1型糖尿病」「2型糖尿病」「妊娠糖尿病」「その他」の4つに分けられています。
糖尿病治療の3本柱と言うべきものが「食事療法」「運動療法」「薬物療法」です。
糖尿病を根治する治療法がみつかっていない今、糖尿病治療の最大の目的は、合併症の予防におかれています。合併症は、高血糖を放置していると、誰でも例外なく起きてくるものです。失明や人工透析が必要になるなど、合併症が起これば、社会生活が不自由になるだけでなく、寿命も短くなります。
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妊娠糖尿病とは
糖尿病のひとつである妊娠糖尿病は、それまで糖尿病の症状がなかった人が妊娠をきっかけに発症するものです。お母さんの血糖値が高いと、糖が赤ちゃんの方に移行してしまい
胎児も高血糖となります。赤ちゃんの方に移行した糖は脂肪として蓄えられ、巨大児の原因となります。
妊娠糖尿病になった妊婦は出産後は正常に戻りますが、約半数は10〜20年後にはまた糖尿病を発症するといわれています。
また糖尿病になった妊婦には、治療の一環としてインシュリン注射を行う場合があります。
インシュリンは胎盤を通らないため、赤ちゃんに影響することなく母体の治療に役立つので安心して治療を受けてください。
糖尿病を発症していた人が妊娠したことを「糖尿病合併妊娠」といいます。重症の糖尿病の場合は低体重児の未熟児として生まれてくることもあります。
また、さまざまな感染症を引き起こしたり、妊娠中毒症や羊水過多症を引き起こすこともあるので注意が必要です。
妊娠糖尿病の食事療法は「決められた範囲内のエネルギー」「栄養のバランスの取れた食事」が基本となります。糖尿病の食事療法で食べて悪いものはありません。タンパク質、糖質、脂質などのバランスをとりながら、1日に決められたカロリーの食事をとることが食事療法になります。
バランスの取れた良い食事をすることは、妊娠中の体重管理にとっても食事療法となります。カロリー計算には、糖尿病食事療法のための食品交換表が便利です。食材のカロリーについて細かく記載されていて、計算もしやすくなっています。